AFG
代表取締役社長 田中 徹 氏
2016年12月12日付 第2915号
「シミュライズ」に強い引き 東証にはデモサイト開設
金融システム開発のAFG(東京・港)が攻勢に出る。将来の資産管理や運用が個人で簡単に行える同社の個人向け統合ライフシミュレーターへの評価は高く、採用・導入を検討する企業が増えている。金融機関向けのリスク管理システムとともに、開発重視からサービスの利用拡大へと舵を切る。田中徹社長に今後の展開などを聞いた。
―個人向けライフシミュレーター「シミュライズ」は住宅ローンや自動車ローンはもちろん、家計、保険の試算にもロボ運用で対応。必要ならアドバイスもする優れものだ。
名称には「シミュレーションしながら自分の夢を実現する」という意味を込めた。高齢化で老後貧乏が問題化しつつある。シミュライズで金融資産の形成豊かな人生を後押ししたい。
―金融商品以外もシミュレーションできる。
どの電力会社を使えば電気料金を最も節約できるかがわかる。塾の授業料も比較可能だ。フィンテックで注目を集めた家計簿管理機能も備える。
・・・続きは紙面に掲載