ポリコムジャパン
社長 フェゼック・ローン氏
2015年2月9日付 第2830号
映像連携の可能性追求 顧客満足の「質」さらに高める
ビデオ会議システムベンダーのポリコムジャパン(東京・新宿)は金融機関に対し、さらに幅広い活用方法の可能性を訴求する。東日本大震災で事業継続計画、いわゆるBCPが注目されビデオ会議システムの導入が進んだ。だが、フェゼック・ローン社長は有事だけでなく平時の活用をさらに推進することが顧客満足度向上につながるという。「高齢単身世帯の増加など近未来の『リアル』に対しビジョンを持ち、当社映像コミュニケーションソリューションがもたらすさまざまな可能性をもっともっと生かして欲しい」と話す。さらに金融機関の合併が進むとみる中で、行内でも臨場感を提供することがコミュニケーションの円滑化や活性化の一助にもなる、とも考えている。
―高機能を持つビデオ会議システムがメーンだ。
「拡張性、多様性、製品群ポートフォリオの幅広さが最大の特徴だと思う。いつどこからでも、誰とでも、さまざまな端末機器でコミュニケーションができる。用途は会議だけにとどまらず、顧客に向けたサービス提供へのポテンシャルがある。われわれをパートナーにその可能性をさらに生かして欲しい」
―現状、とくに力を入れる製品について。
「ウェブブラウザーを利用したソリューション RealPresence・CloudAXISスイートだ。このソリューションはマイクロソフトインターネットエクスプローラーをはじめとする主要なウェブブラウザーを使い容易にコラボレーションができる。専用ソフトのインストールが不要なので窓口に来てもらう事なく、自宅にいるお客様とのコミュニケーションツールとしても使える」
・・・続きは紙面に掲載