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6月

【453】 2024年6月3日付 フィンテック最新事情(311)

デジタルの次を解き明かす



 過去約20年間の間に、銀行業界のデジタル化の進展を象徴するテーマとしてフィンテック、デジタル・トランストランスフォーメーション、デジタル・バンキングなどが経営者を悩ませてきたことを思い出す方も多いと思う。ただし、パンデミックの危機を銀行業界がほぼ乗り越えることが出来たのは、銀行業界としての共通経営課題として取り組んできたデジタル化の進展であることには疑問の余地はない。また、最近では社会活動に大きな影響を与えると思われるAIテクノロジーの取り組みが経営課題として焦点が当たってきた。いづれにしても、社会インフラがデジタルである事を前提とする社会の流れの中で、米国の銀行業界の団体組織BAIが5月19日に“BAI バンキング戦略エグゼクティブレポート デジタルの次を解き明かす”を公表した。……続きは本紙で。

【454】 2024年6月17付 フィンテック最新事情(312)

各国の暗号通貨導入状況ランキング
 
 
 暗号通貨の世界的なユーザー数は2018年から20年の間に190%近く増加した。一方、22年の暗号ウォレットの総ダウンロード数は、21年より大幅に減少し、市場は1年間で「クリプト冬の時代」に突入した。また、22年11月に市場シェアで最大級の暗号取引所であるFTXが破綻し、暗号市場は悪評に見舞われたこともご存じの方が多いだろう。
 しかし、情報サイトFinews.asiaではCrypto Casinos が5月29日付分析レポートで「暗号通貨の人気が高まっている」とまとめている。世界中のどの国が他のどの国よりも暗号を採用しているかを判断するために、①暗号通貨を保有する人口の割合 ②1ビットコイン(BC)の採掘コストと利益 ③人口10万人あたりの暗号関連キーワードの検索ボリューム④主要な暗号取引所の各国におけるトラフィックの割合――など10の指標で分析した概要を次のように紹介した。……続きは本紙で。

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