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2024年5月20日

2024年5月20日 第3238号

1面

第一弾の政策提言レポート UTCMR
 「上場企業の配当金を損金算入」 年4回ペースで


 東京大学応用資本市場研究センター(UTCMR)は8日、政策提言レポートの第1弾を公表した。同センターでは日本の資本市場が抱える課題や将来の方向性などを研究しており、今後も年に4回ほどのペースで提言を行っていくという。

2面(総合)

人不足でも「業務が回る状態」を スタディスト・千葉大輔 TeachmeBiz事業本部長
 教育側にも手立て

 労働人口が確実に減る中、どのような職種でも従来のやり方では業務遂行が困難になってくる。クラウド上のマニュアル作成、共有、管理運用で名を馳せたスタディストが事業コンセプトに「リーンオペレーション」を掲げサービスを拡充した。地域銀行との連携先も着実に増え、銀行の取引先事業者に活用される。TeachmeBiz事業本部の千葉大輔事業本部長は「人不足でも業務が回る状態を提示することが重要」と考える。

3面(総合)

「酒」をテーマに選んだ千葉興業銀
広がる「体験型研修」地域銀
 知恵絞る新人研修 価値観の多様化受けて


地域金融機関で趣向を凝らした新入行員研修が行われている。SDGsへの高い意識や多様性を重視する社会的な価値観の変化を受けて育った新入行員に対し、地域金融機関で働く意味を伝え、業務へのモチベーションにつなげてもらうか、各行とも知恵を絞っている。
 

4面(大手行・証券・保険)


 30年度、税前利益5000億円へ 野村HD
目標引き上げ、部門間連携強化 バンキング「第4の柱」に


野村ホールディングス(HD)は14日、都内で投資家向けの事業説明会「インベスター・デー」を開催した。今年4月に設定したパーパスのもとで2031年3月期のうちに安定的なROE8~10%超や税前利益5000億円超を達成することを目指す。新たな目標は今年4月に公表された23年度3月期決算の税前利益は2738億円の約1・8倍となる。


5面(ノンバンク・ICT)

 印学生「ソフトウエアエンジニア」最多 Zenken
  希望職種アンケートで 
  
 
海外人材の紹介などを手掛けるZenken(東京・新宿)が実施した海外での就職を希望するインド・ベンガルールの工科系大学4年生へのアンケート調査によると、「日本で働きたい」との回答が9割、そのうち約6割がソフトウエアエンジニアを希望していることが分かった。

6面(地域金融)

政策保有株の縮減加速 地域銀新中計
 いよぎんHD 3年で250億円削減 株主還元率も引き上げ




 複数の地域銀行で前期の経営成績公表とともに今年度から展開する新たな中期経営計画の開示が相次いだ。伊予銀行を傘下に収める、いよぎんホールディングス(HD)は政策保有株の縮減目標を盛り込み、計画最終の2026年度までに取得原価ベースで250億円削減すると明記した。第1号としてSBIグループが提供する次世代バンキングシステムを今年稼働する福島銀行は、この節目を含む今後5年間でDXと業務改革を推進。ストック重視の安定した収益を積み上げ、中長期的にROE5%超の達成を目指す。


7面(信金・信組)

「ESG地域金融」でシンポ 尼崎信金
 


 

8面(文化)

【Runner】大東京信組地域支援部
 取引先支援 本部と営業店の「絆」で

 
 
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