2024年4月1日
2024年4月1日 第3233号
1面
今こそ支援機関の力で 中企庁・中小機構
3機関 キックオフ 少ない人数でたくさん方策を
中小企業庁と中小企業基盤整備機構は3月19日に中小企業の支援にあたる3機関の協力関係を強化しようと都内で初会合を開いた。人材不足や価格転嫁の難しさだけでなく中小企業を取り巻く環境には複雑な要因がからむ。情報を共有することで、「どこにいても支援が受けられる」ことが重要であることを確かめ合った。
2面
POSレジ端末 スクエア
日本市場の投入 販売事業者の成長に合わせて
Square(スクエア)がオールインワン決済端末の最上級モデルとしてPOSレジ端末を日本市場向けに発売した。17日まで記念価格で展開している。ハードウエア責任者のマイケル・マクレナン氏は「完全一体型でビジネスに必要な機能がすべて1台に集約されている。販売事業者の成長に合わせて進化する」と胸を張る。設置の容易性、決済の迅速さ、会計の明朗性が特長だ。
3面
自治体連携「テーマ型」 地域銀
4面
本業のもうけ10年で倍増 日本生命
27年3月末8600億円 窓販も「トップカンパニー」めざす
日本生命の清水博社長が3月21日、東京本社で今年度から3年間の新たな中期経営計画を説明した。本業のもうけを示す基礎利益について、足もとの平均約6800億円を日生グループ全体で3年かけて2割超増やし8600億円、10年後の2035年に10倍の1兆4000億円の目標を掲げた。銀行窓販についても「グループの総合力でトップカンパニーに」と意気込みを見せる。
5面
キャッシュレス決済分野で協業 NTTデータ・シャープ
第1弾は端末と遠隔管理 今秋に提供開始
NTTデータとシャープがキャッシュレス決済分野で協業を始める。第1弾としてCAFIS Arch(キャフィスアーチ)対応の決済端末と遠隔管理システムを共同で開発、2024年秋以降に提供する。
6面
もの補助採択件数 製造業の支援でトップ 名古屋銀
大規模な新補助金にも着目 全国首位は帯広信金
認定支援金融機関別において、名古屋銀行が事業者の補助金申請サポート実績で安定した成果を継続して収めている。直近のものづくり補助金の採択支援件数は約1年前に首位を渡した帯広信用金庫(北海道帯広市)がその座をキープ。アライアンスを組む静岡銀行と僅差で3位となり、事業再構築補助金では関西の信金に次ぐ2位に入る。もの補助では第1次産業が基幹の北海道は帯広信金が、第2次産業が集積する中部圏では名古屋銀が上位常連の構図にある。
7面
朝霞市に新規出店 飯能信金
空白エリアに解消、充実期待 最新機器も導入
飯能信用金庫(埼玉県飯能市)は3月25日、同朝霞市に朝霞支店を新規オープンした。これまで手薄だったエリアに支店を置くことで、法人、個人ともに最適なサービス提供が可能になる。地域社会から愛される店舗を目指していく。
8面(文化)
【Runner】 西兵庫信用金庫
MINTO機構と「にししんまちづくりファンド」