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2024年3月11日

2024年3月11日 第3230号

1面


国際フォーラム 持続可能性共有 内閣府・地方創生SDGs官民連携PF
 優良事例最優秀に「美濃市×十六銀」 万博も起爆剤に

 内閣府と地方創生SDGs官民連携プラットフォーム(PF)は4日、都内で「地方創生SDGs国際フォーラム」を開いた。大阪・関西万博1年前イベントと位置付け、万博を起爆剤に地方創生SDGs推進につなげることにした。優良事例表彰では最優秀賞に岐阜県美濃市と十六銀行の古民家再生事業が選ばれた。

2面(総合)

不動産 価格でなく価値を算出 リーウェイズ・巻口成憲社長
「安心の融資」支える

  
 約2億5000件の不動産ビッグデータとAIでの分析機能を搭載した不動産業務パッケージ「Gate.」を提供するLEEWAYS(リーウェイズ、東京・渋谷)の巻口成憲社長は「金融機関には不動産分析がますます重要になるが、精通者は自社にいない。将来のキャッシュ価値があらかじめわかれば安心して融資ができる」と地域銀行などと積極的に手を組む。自身の不動産業界経験とデロイトトーマツでのコンサルティング技術も強みだ。


3面(総合)

 信金DX、リコージャパンと 信金中金 
 

 

4面(大手行・証券・保険)

脱炭素などを推し進める

 ERMグループと新会社 三井住友信託
企業の脱炭素を後押し
ファイナンスまで一気通貫

 
三井住友信託銀行は2月29日、世界最大のサステナビリティ専門コンサルティング会社ERMグループ(本社ロンドン)の日本法人であるイー・アール・エム日本と合弁会社を設立すると発表した。上場企業をメーンターゲットに、気候変動への対応を後押ししていく。
 

5面(ノンバンク・ICT)

銀行とカード会社の一体感 一段階上に 三菱UFJニコス  
 「三菱UFJカード」が象徴
  
 
 三菱UFJニコスがメーンカード「三菱UFJカード」を軸に、銀行と醸成する一体感をさらに一段階引き上げる挑戦をしている。2021年発行の同カードはマーケティングや商品設計に至るまでニコスの知識や経験を集約化した。マーケティンググループの渡辺洋一次長には「リリースから育ててきたカード」との自負がある。それだけにいかにメーンで使ってもらうか、に知恵を絞る。 

6面(地域金融)

初任給再上げ公表続く 地域銀
 ベア実施とセット 中部でも表明



地域銀行の初任給再引き上げ発表が続いている。その額はメガバンクやすでに公表済みの地域銀と水準を合わせた大卒で26万円が主流。2024年度または25年度から、あるいは両年度にかけ2段階で実施する。将来にわたり活躍し続ける人材の確保が目的。ベースアップの実施もセットで表明する地域銀も変わらず目立つ。従業員エンゲージメントの向上や物価上昇といった社会状況への対応を図り、従業員が安心して働ける環境を整備する。就活生への大きなアピールになる。


7面(信金・信組)

引き上げ機運高まる 信金業界 初任給


 

8面(文化)

【Runner】茨城県信組
 中小機構と「実践型研修」

 
 
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