2023年8月28日
2023年8月28日 第3207号
1面
来年4月努力義務から義務へ 金融庁
障害者への合理的配慮 団体同士の議事録公表
金融庁は10日、障害者団体と金融機関関係団体との意見交換会の議事概要を公表した。来年4月1日から事業者の障害者への合理的配慮の提供が義務化される。民間事業者の努力義務だった合理的配慮の提供が、国や地方公共団体などと同様に義務付けられる。金融機関への具体的要望事項が明記されている。
2面
IFAの認知高め、資産運用に透明性を IFA Leading・長谷川学
目指すは資金社会還流
IFA Leading(リーディング、東京・渋谷)の長谷川学社長が目指すのは資産運用の透明性を高めて顧客の資産を守り、金融で世の中を豊かにすることだ。チーム一丸のゴールベースアプローチで一生涯の伴走者となる姿を描く。
3面
中小企業の「環境経営」主導 信金業界
6信金がモデル事業参画 認証取得を支援 人材育成にも活用
中小企業の脱炭素や競争力強化の観点から、信用金庫が中小企業に対する環境経営の社内体制や人材育成の一環として、環境省が実施する2023年度のモデル事業に全国の各地から選ばれた6信金が参加を決めた。環境経営を支援する人材を信金内に育成し、環境経営に向けた中小企業の体制整備を後押しする。
4面
長期的に関与し成長を実現あおぞら銀・谷川啓社長
「あおぞら型投資銀行ビジネス」 地域金融機関との連携重視
今年5月に2025年度までの新中期経営計画を公表したあおぞら銀行。23年3月期決算はマーケット関連業務の損失などが響き、厳しい結果となった。巻き返しが期待される中で、どのような取り組みを進めていくのか谷川啓社長に話を聞いた。
5面
データソリューションに新機能 ヤフー
検索数=認知度と捉え 特定分野でトレンド把握
ヤフーは今月下旬から、事業者向けデータソリューションサービスDS.INSIGHT(インサイト)に新機能を加えた。ヤフーの検索データから急上昇トピックやこれからのトピックを把握して可視化分析する。今年10月に同社、LINE、Zホールディングスの合弁会社「LINEヤフー」が発足する。充実するビッグデータを商品企画、開発につなげる。
6面
城南宮の集客イベント橋渡し 京都信金
7面
身の丈に合った地域貢献 しんくみの日
全国の信用組合が参加する「しんくみの日週間」。3日のしんくみの日を含む、9月1日から7日までの期間中、各地で貢献活動が行われる。信用金庫に比べて営業エリアや取引規模に関して制限が多いが、半面、より小規模な事業者の経営を支える、地域にとって不可欠な存在とも言える。コロナ後の今年も身の丈にあわせた取り組みが予定されている。
8面(文化)
【Runner】 MS&ADインターリスク総研
首都直下地震等による東京の被害想定見直しと企業の対応 その2