2023年7月24日
2023年7月24日 第3204号
1面
「地域課題解決協議会」開く よい仕事おこしNW
首長サミット好評受け ハイブリッドで好事例共有
信用金庫組織のよい仕事おこしネットワーク(NW)は10日、「地域課題解決協議会」の初回会合を事務局の城南信用金庫(東京・品川)で開いた。NWには4県、40超の自治体が名を連ねる。今年5月には全国首長サミットを開き都内に集結した。その際に「1回だけではもったいない」との声が多くあがり、皆で地域の課題を解決する機会を設けることにした。9月には第2回、翌月に3回目を開くことにしている。
2面
紙請求 削減 日本政策投資銀
中計の業務高度化 インボイス管理サービス導入
日本政策投資銀行(DBJ)がインボイス管理サービスを導入した。中期経営計画に掲げる「デジタル活用による業務高度化」推進の一環だ。
年間2万枚の紙の請求書と4000時間の業務削減を見込む。
年間2万枚の紙の請求書と4000時間の業務削減を見込む。
3面
脱炭素戦略「エリア」へと舵 常陽銀
東電2社と包括協定 金融商品の開発検討
4面
メガ初のベンチャーデッドファンド みずほFG・磯貝和俊氏
100億円規模、リスクマネー供給 住宅住宅ローンは商品性重視
少子高齢化や資産所得倍増など金融機関、とりわけリテールビジネスを取り巻く環境は大きく変化している。みずほフィナンシャルグループ(FG)はそうした変化に対応し、さらなる価値を生み出そうと取り組みを進めている。この分野におけるグループの舵取りを担う磯貝和俊・リテール・事業法人カンパニー長に話を聞いた。
5面
子会社NTT Digital NTTドコモ
Web3 業界業種横断で 13先と基本合意
NTTドコモは11日、web3を推進する子会社の名称をNTT Digital(デジタル)と決めた。業界業種横断的に事業者とシステム開発、利用事例の創出やルール整備に取り組もうと13者が連携に基本合意し活動に本腰を入れる。
6面
DXで持続可能性を追求 滋賀銀・いよぎんHD
取引先とシステムを仲立ち 課題起点に支援継続
取引先とシステムを仲立ち 課題起点に支援継続
滋賀銀行は「デジタル推進室」による取引先の業務効率化・デジタル化支援の取り組みが着実に実績を積み重ねている。部署新設から2年半で計130件のビジネスマッチングとコンサルティング契約を手がけた。一方、いよぎんホールディングス(HD)の子会社で今年4月に開業した「いよぎんデジタルソリューションズ」では、現在はHD傘下の伊予銀行が2018年から乗り出したICTコンサル業務を専門会社の役割としてさらに高度化し、地方の持続可能性を高める方針。
7面
1、2年のペースで新規出店大阪厚生信金大出理事長に聞く
東大阪や神戸にも意欲
大阪厚生信用金庫(大阪市)が店舗網を広げている。ここ10年で阿倍野、江坂、堺、我孫子、十三、八尾、上本町、阪急茨木、そして今月12日には節目の30店舗目となる豊中支店をオープン、大阪市内だけでなく近隣エリアにも勢力を伸ばしている。大出重光理事長はさらにネットワークを広げる考えだ。
8面(文化)
【Runner】 MS&ADインターリスク総研
首都直下地震等による東京の被害想定見直しと企業の対応