セゾン情報システムズ
財務経理室 鷲尾 武 室長
2020年3月16日付 第3059号
財務経理が「戦略部門」化
作業から知的業務に
セゾン情報システムズ(東京・港)は米ブラックラインの経費財務業務の自動化ソリューションをクラウドサービスのメニューに追加し、この4月から提供を始める。この自動化ソリューションは決算作成の効率化・省力化を通じて、企業に財務経理戦略の高度化を促す効果も期待できるという。財務経理室の鷲尾武室長に詳しく聞いた。
ーブラックラインの導入効果は。
決算タスクを可視化できる点がまず挙げられる。4半期決算が上場企業に義務づけられていて、経理部門の業務はさらに多忙となる
一方、コスト部門ということもあり、多くの企業で人を割く状況にはない。本来、財務経理部門は企業の財務戦略を経営者に提言する立場にあるが、現場ではそうした知的で高度な業務に頭を使うより、日々の作業に追われているというのが多くの現場における実情だろう。
一方、コスト部門ということもあり、多くの企業で人を割く状況にはない。本来、財務経理部門は企業の財務戦略を経営者に提言する立場にあるが、現場ではそうした知的で高度な業務に頭を使うより、日々の作業に追われているというのが多くの現場における実情だろう。
・・・続きは紙面に掲載