アドビシステムズ
マーケティング本部 昇塚 淑子 担当部長
2019年3月11日付(第3014号)
電子サインソリューション金融機関に
クラウドベース、働き方改革にも
本拠は米サンノゼ。電子ファイル「PDF」で名高いアドビシステムズが電子サインソリューション「AdobeSign」(アドビサイン)を金融機関に訴求する。電子的な紙をクラウド上で安全にやり取りして業務効率化につなげる。マーケティング本部の昇塚淑子・担当部長は「働き方改革にもなる」と話す。
―紙の書類を同じ状態で保存するPDFは、ビジネスでなじみ深い。
情報の配布や交換、蓄積が電子的にできる。見た目が紙そのもので、心理的な抵抗感が少ない。アドビサインはデスクトップPCだけでなく、スマホなどモバイル機器から書類に電子サインができ、世界的にも普及している。
―金融機関は紙文化だが。
文書作成、確認、承認、署名という業務の仕組みやシステムは変えずにすむ。国内のデータセンターで日本の法律の下であるべき処理と保管をし、セキュリティーを備える。これまで逐一、紙自体を動かしやり取りしていた業務を劇的に効率化する。
・・・続きは紙面に掲載