NTTテクノクロス
エンタープライズ事業部 唐澤 光彦 マネージャー
2018年4月2日付(第2973号)
ブロックチェーン「価値のインターネット」
どんな感じかのぞいてみる
NTT研究所の最先端技術を中核にグループ2社を統合したNTTテクノクロス。音声や映像のメディア系処理技術とAIなど知的処理技術を活用したソリューション事業を強化した。設立からちょうど1年、いたるところで実証実験が行われるブロックチェーン技術の運用管理ツールに力を入れる。エンタープライズ事業部の唐澤光彦氏は「ブロックの内容や取引情報を視覚的にわかるように表示。実験後、サービス実現に向けての経営判断も容易」と話す。
—金融機関が保有するデータは増え続ける一方だ。
シリーズの第1弾が「ContractGate/Monⅰtor」(コントラクトゲート・モニタ)。今年1月に販売を開始、問い合わせも多く手応えがある。
可視化の仕組みを簡単に説明すれば、ブロックと呼ばれる記録情報が書き込まれている箱の中身が見える。通常書かれるテキスト形式の英数字の羅列をモニターが運用者、管理者にわかる文字列に書き換え表示する。
ブロックはいわばデータベースで、改ざんされないようつながっている。これがブロックチェーンで、その様子もフロー図として表示される。
可視化の仕組みを簡単に説明すれば、ブロックと呼ばれる記録情報が書き込まれている箱の中身が見える。通常書かれるテキスト形式の英数字の羅列をモニターが運用者、管理者にわかる文字列に書き換え表示する。
ブロックはいわばデータベースで、改ざんされないようつながっている。これがブロックチェーンで、その様子もフロー図として表示される。
・・・続きは紙面に掲載