リンクアンドコミュニケーション
代表取締役社長 渡辺 敏成 氏
2017年2月27日付 第2923号
「デジタルヘルス」で連携加速 専門家を身近に健康サポート
金融機関でも「健康経営」を支援する動きが広がっている。リンクアンドコミュニケーションは専門家を身近にして、健康関連の確かな情報を企業や生活者に届けることを目指す。渡辺敏成社長は「テクノロジーをフル活用したネットワークで新たな価値や事業を創造する」という。
―診療所と管理栄養士をつなげたのが原点。
医師では難しい栄養指導の支援プログラムで管理栄養士が情報を提供していた。そこで約8000人以上の管理栄養士のコミュニティーができ、昨年は機能性食品を専門家の目で客観的にレビューする情報発信サイトを立ち上げた。医療制度改革で「病気予防」にも焦点が当たり、従来のアルゴリズムに加え人口知能(AI)も活用したヘルスケアに着目している。
―アプリ「カロリーママ」が事業の柱だ。
毎日の食事内容や運動、身体状況の記録を受け取ると管理栄養士がすぐに助言する健康アプリ。対話型で次の食事のアドバイスや留意事項などを知らせる。
・・・続きは紙面に掲載