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2016年12月5日

2016年12月5日付 第2914号

1面

税調「〇☓」 今週決着
 市場の乱高下抑制 安定投資
 
 NISAの非課税恒久化
 信金の法人税軽減
 電子マネー非課税
 
 自民党税制調査会小委員会は11月30日から税制要望項目を振り分ける「マルバツ作業」に入った。

2面(総合)

柳澤元金融相、信金界に記念講演
 米国のトランプは必然
 「資産」より「事業」評価を
 
 しんきん証券は11月25日、都内ホテルで創立20周年記念セミナーを開いた。「構造的混迷の中で」をテーマに米国、中国情勢と金融監督について柳澤伯夫・元金融相が講演した。

3面(地域総合)

武蔵野銀専用投信は2商品を設定
地域銀 緩やかな連携拡大
 千葉・武蔵野銀 10以上の施策実現 
 顧客紹介、商品開発など  四国4地銀
 
 地域銀行が「ゆるやかな連携」を選ぶケースが増えている。先鞭を切った千葉銀行、武蔵野銀行の千葉・武蔵野アライアンスは半年で10以上の施策を実施した。四国の4地銀が商品開発や顧客紹介などで包括提携を結ぶなど、広がりを見せている。

4面(大手行・証券・保険)

国内生保 4~9月決算
 基礎利益、全社でマイナス 貯蓄性商品の影響大きく
 
 主要国内生保の2016年4〜9月決算が11月24日に出そろった。売上高にあたる保険料等収入、本業のもうけを表す基礎利益ともにマイナスが目立つ。生保会社は「保険の引き受け」と「資産運用」を車の両輪として運営するが、低金利や円高が響いた。

5面(ノンバンク・ICT)

ベンダー 地銀 連携加速
 複数行参加で共同研 新型決済の実証実験も
 
 地域銀行の共同化システムの運用を担うシステムベンダーと地方銀行の連携が加速している。Chance地銀共同化システム参加行は11月に、三菱東京UFJ銀行やIBMと研究会を立ち上げた。「TSUBASA金融システム高度化アライアンス」は共同出資するT&Iイノベーションセンターと来年1月から生体認証を活用した新型決済サービスの実証実験に乗り出す。

6面(地銀)

東京を「広域圏」に店舗拡大 首都圏地銀 巨大マーケットの隙間狙う
 23区は戦略的営業地域
 
 千葉、埼玉県の地域銀行は東京にある法人営業所の支店昇格をはじめ、支店やオフィスなどを開設するなど県境地域への取り組みを強化している。隣接する東京都は地元とつながりが強い企業が集積している。融資や資産運用の相談を通して都心部の営業活動に本腰を入れていく構えだ。

7面(信金・信組)

全信組連 購入型CF展開
 「MOTTAINAIもっと」始動 眠る資源を全国へ
 
 全国信用協同組合連合会は伊藤忠商事、毎日新聞社、ミュージックセキュリティ―ズと提携し購入型クラウドファンディングサービス事業に参入することで合意。「MOTTAINAIもっと」の専用サイトを1日に開設した。

8面(文化)

庫内予選のようす。やり取りを前の審査員が評価する
【Runner】 湘南信金
 「ロープレで顧客対応向上」庫内が1つになるイベント
   関信協大会で初優勝
 
 今年で4回目を迎えた関東信用金庫協会主催のロールプレイング大会が11月12日に行われ、2回目の出場の湘南信用金庫(本店=神奈川県横須賀市)が見事に初優勝を果たした。同信金では2014年から庫内をあげてロープレ大会を実施。その優勝コンビが今回、神奈川県代表として関東大会に出場して優勝を成し遂げた。全店舗が参加して盛り上がると聞いた同信金のロープレ大会の舞台裏を紹介する。
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