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2016年11月14日

2016年11月14日付 第2911号

1面

「100%保証」大幅減額へ
 信用保証割合は抜本見直し ベンチマークに強い影響
  与党、大勢は了承
 
 自民党の中小企業・小規模事業者政策調査会(会長=山口泰明衆院議員)は1日、公明党の経済産業部会は8日、「信用保証協会の見直し」について、全国地方銀行協会と全国信用金庫協会から実務上の課題を聴取した。 

2面(総合)

郵政民営化委 野村総合研究所招へい
 「フィンテック」テーマで 岩田委員長「郵政も避けて通れぬ」
 
 郵政民営化委員会が10月27日に開かれ、野村総合研究所が最近のフィンテックの動向について話した。委員会終了後に会見した岩田一政委員長は「他の金融機関でもフィンテックの実証実験などが進んでおり、ゆうちょ銀行、かんぽ生命も新たな事業計画では避けては通れないテーマ」と話した。

3面(地域総合)

【トップインタビュー】 大和信用金庫 森川 善隆 理事長
 成長分野への融資 積極的に
  地域の課題解決に向け スピード感持って前進
 
 【大阪】大和信用金庫(本店=奈良県桜井市)は、大和川定期預金や防犯定期預金の取り扱いを通じ、より地域に密着した金融活動を展開してきた。地域活性化では地元桜井市と連携するなど積極的だ。森川善隆理事長に話を聞いた。

4面(大手行・証券・保険)

証券監視委
 12年ぶり関東財務局で開催 監視機能「見える化」狙う
 
 「市場の番人」として証券マーケットの不正行為などを監視、調査する証券取引等監視委員会(証券監視委)が12年ぶりに関東財務局で委員会会議を開いた。通常は週2回、金融庁で開催するが、地方財務局で開き監視していることをマーケットに「見える化」する狙い。
 

5面(ノンバンク・ICT)

リース大手 16年第2四半期
 興銀、リコーが増収増益 円高傾向 業績に明暗
 
 上場リース7社の2016年4〜9月期の連結決算が出そろった。国内は大企業に景況感の回復傾向が見える中、リース事業は堅調に推移する一方、採算性の高い事業への選択とシフトも進んだ。海外は世界経済の不安定さから来る円高の影響で業績は明暗を分けた。

6面(地銀)

開会式ではハッピ姿の頭取が勢ぞろいした
フードセレクション2016
 地銀52行の取引先687社が集結 バイヤーに〝一押し〟訴求
 
 全国の地方銀行が主催する日本最大の展示・商談会「地方銀行フードセレクション2016」が8日、9日に東京・江東区の東京ビッグサイトで開かれ盛況となった。地銀の取引先687社・団体が出展、バイヤーの来場者は1万人を超えた。

7面(信金・信組)

信託機能を強化 信金中金
 来年1月独自商品の提供開始
 
 信金中央金庫は信用金庫の個人取引分野における信託機能の活用を促進する。業界独自ブランドの個人向け商品を開発し来年1月から提供する。すでに100信金が販売に向けて準備している。また、子会社のしんきん信託銀行の投信受託事業は三菱UFJ信託銀行に合併方式で継承し、残るすべての業務を信金中金が譲り受けることで信託機能を強化していく。

8面(文化)

【Runner三遠南信8信用金庫
        (飯田信用金庫 浜松信用金庫 磐田信用金庫 掛川信用金庫)
        (遠州信用金庫 豊橋信用金庫 豊川信用金庫 蒲郡信用金庫)
 地方創生の動き先取り 地域発、の発想ベースに
  広域連携、長く支える
 
 本州の中央部に位置する愛知県、静岡県、長野県の3県にまたがる「三遠南信地域」は地方創生の先頭を走る地域だ。日本では政治、行政、経済のいずれの面でも行政区画の位置づけが大きく、この壁を乗り越えるのは心理的にも容易なことでない。だが、地域発の発想をベースに、そうした取り組みを足かけ9年にわたって支えてきたのが、実は地元の信用金庫だ。
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