2015年8月31日
2015年8月31日付 第2855号
〈2面 「酒蔵街道」始動 東北復興支援プロジェクト第2弾 東北・夢の桜街道推進協議会
新酒シーズンに紅葉・温泉巡り 〝東北創生〟の旗振り役は 青梅信金の宮坂不二生氏
東北・夢の桜街道推進協議会が手掛ける東北復興支援プロジェクトの第2弾として「東北酒蔵街道」が始動する。秋からの新酒シーズンに合わせて紅葉や温泉をめぐろうという企画で、これにより東北振興支援を一段と強化していく考えだ。桜街道運動が春の事業なので「季節的にシームレスに東北の観光振興を図っていく」(同協議会)と創設することになった。
〈3面〉「先進性示し続ける」三井住友カード・久保健社長インタビュー
リテラシー向上へ施策必要 訪日外国人向けインフラ構築さらに推進
〈4面〉五輪盛り上げ本格化 金融界ゴールドパートナー 専担部やテレビCM 日本の「技術」世界へ発信
2020年に開かれる東京五輪・パラリンピックの銀行・証券・生損保の金融界ゴールドパートナーが、開幕まで5年を切った今夏から大会を盛り上げるイベントなどを本格的に展開し始めた。空港に競技デザイン看板の掲出、テレビCMの放映をはじめ、専担組織を設けて窓口機能を一元化する組織対応面と、各社の取り組みはさまざまで趣向を凝らしている。さらに、金融面から日本のテクノロジーを世界に示す大会にしようと準備を着実に進めているほか、地方創生に対する答えを出す一つのプロジェクトになるとの見方を示している。
〈5面〉「福活ファンド」設立 福島銀 日本初、再チャレンジ特化 リベンジ目指す起業家支援
〈6面〉歴史刻む「しんくみの日」 全国で趣向を凝らした取り組み 制定から13年 定着へ
〈7面〉非金融部門「前衛的に」 城北信金 新理事長大前孝太郎氏に聞く 信金の強み、さらに強化
事業基盤 海外へ大胆シフト 韓国・インドネシア2カ国で銀行業 アジア地域で総合金融グループ化
わずか3年あまりでアジアを基盤とする総合金融グループ化を果たしたのがJトラスト(東京・港)だ。5月発表の初の中期経営計画では、海外事業の拡大を織り込んだ成長シナリオを描く一方、潤沢な手元資金を今後は自社株買いに充てる方針を公表した。海外事業の悪材料はほぼ出尽くしており、今後は事業の急拡大を支えた巧みな市場戦略の出方が気になる。海外へと事業基盤を大胆にシフトしダイナミックに展開する、同社の「今」を追った。