2014年9月22日
2014年9月22日付 第2813号
〈1面〉地方創生相、補佐官に伊藤氏 安倍改造内閣
安倍改造内閣の概要が12日の自民党総務会で確定した。新設の石破茂地方創生相の下に補佐官第一号の設置が決まり、伊藤達也・元金融担当相が就任した。
〈2面〉金融庁 14事務年度金融モニタリング方針
金融庁が11日発表した今事務年度(2014年7月~15年6月)の「金融モニタリング基本方針」(監督・検査基本方針)は監督、検査両局の間での業務が継続的・効果的に連携して行われるよう、従来の監督方針と金融モニタリング基本方針を統合。金融機関への効率的で効果的な監督・検査を目指すことにしたのが特徴だ。デフレ脱却と「好循環」の実現を基本的な考え方に据え、足元の健全性、将来の持続性や変化への対応などをベースに、9つの重点施策を定めた。
〈3面〉新生銀でATM運営 セブン銀
新生銀行のATMコーナーに7日からセブン銀行ATMの導入が進められている。来年3月までに35カ店のATMコーナーにある76台を入れ替える。ATM運営・管理負担の軽減などを図るのが目的。
〈4面〉秋田、北都銀 空き家問題解消を支援
秋田県の秋田銀行と北都銀行の2行は「空き家解体ローン」に積極的に取り組んでいる。秋田県は人口減少ペースが全国トップクラスで、空き家の解消は地域の大きな課題となっている。両行はこのような社会定要請にこたえるために、融資商品の取り扱いや地元自治体との提携などにより、課題の解決を図っていく考えだ。
〈5面〉西武信金 日本橋支店オープン
西武信用金庫(本店=東京都中野区)は16日、東京都中央区内に初の「日本橋支店」をオープンした。東京駅近くに立地し、店内は相談ブースを設置し、落ち着いて面談できる環境にした。「将来を見据えたビジネスモデルの展開では絶好の場所」と、競合が多い激戦地の中央区で課題解決型営業に注力していく構えだ。
〈6面〉新がん保険発売 アフラック
アメリカンファミリー生命(アフラック)は22日、新商品の発売を開始した。日本で初めてがん保険を販売、40年の経験データやノウハウをフル活用して開発した。全商品に手術、放射線、抗がん剤の3大治療保障を標準装備するなど、治療を取り巻く急激な環境変化に対応した。
〈7面〉JCBが新実証事業 リアルタイムでクーポン配信
ジェーシービーは10月1日、国内加盟店戦略の一環として東京・新宿エリアで新サービスの実証事業を展開する。カード利用時に発生する信用照会、いわゆるオーソリゼーションに基づき即時にカード会員のスマートフォンに関心が高そうな店のクーポンなどを配信する。
〈8面〉Runner 三井住友カード
VJAグループの中核企業である三井住友カードが「サポート活動」強化に取り組んでいる。グループに加盟する62社のブラザーカンパニー(BC社)を手厚く支援することで、双方の業務効率化や経費削減につなげる狙いがある。