2024年11月11日
2024年11月11日 第3260号
1面
スタートアップと銀行 BANK SUMMIT2024
具体的連携模索 地位経済活性化を
シード投資家THE SEED(ザシード)が10月30日、初の「BANK SUMMIT」を都内で開いた。全国50超える銀行や銀行系ベンチャーキャピタル(VC)、スタートアップ(SU)が集結。当初150人の参加を予定したが想定以上の400人超の関係者が集まり反響が大きかった。銀行、VC、SUが協働する成功事例を共有。銀行の資本力と地域のネットワークを必要として「直に話したい」と希望する起業家、ビジネス創業期を積極的に支えたい銀行やVCがともに切り拓く未来の姿を模索する場となった。
2面(総合)
金融機関役職員と情報共有 全団協
長岡代表「会員80超に」 日本総研 翁理事長が講演
全国団信推進協会(全団協)は1日、都内ホテルで金融機関役職員に向けたセミナーを開催した。
4回目となる今回は約200人が参加した。当初、3団体で発足した全団協の会員は、多くの地域金融機関が加盟。長岡一彦代表理事は「すでに80超になっている」と胸を張る。日本総研の翁百合理事長の講演をはじめ、SBIインシュアランスグループの商品やサービス、研修の紹介などがあった。
4回目となる今回は約200人が参加した。当初、3団体で発足した全団協の会員は、多くの地域金融機関が加盟。長岡一彦代表理事は「すでに80超になっている」と胸を張る。日本総研の翁百合理事長の講演をはじめ、SBIインシュアランスグループの商品やサービス、研修の紹介などがあった。
3面(総合)
地元2信組と推進 佐賀銀
加盟店開拓で キャッシュレス比率底上げへ
地域機金融機関のキャッシュレス戦略が動き出している。地銀大手行が先行する分野だが、ここに来て地銀中位行にも取り組みの波が広がっている。QRコード決済の普及でこれまで少額決済の主役であった現金の利用が減少するのに合わせ、既存金融機関としてもそうした環境変化に合わせた対応が求められている。市場をうまく取り込めば新たな収益源にもなる。
4面(大手行・証券・保険)
好決算並ぶ 大手証券5社
バランスよく収益獲得 大和証券G 00年度以降上期で最高に
大手証券5社の2024年4~9月期(中間期)決算が出そろった。いずれも経常利益(税前利益)は前年同期比を大きく上回った。純利益に関してはみずほ証券が税効果の影響がはく落したことを受けて減益となった。ボラティリティが大きく、読みにくい市場環境の中で各社ともしっかりと利益を積み増した格好だ。
5面(ノンバンク・ICT)
クレジット・ガイダンス提供 CIC
信用情報に付加価値 先行して消費者に
指定信用情報機関のシー・アイ・シーは加盟企業と消費者に「クレジット・ガイダンス情報」の提供を始めることを明らかにした。10月31日付。先行して今月28日から消費者に使ってもらい理解を促す。
6面(地域金融)
7行連携自動車セミナー 地域銀
東京・名古屋で部品メーカー向け 専門家が「価値創造」解説
基幹の自動車産業支援で連携する山形、足利、群馬、横浜、静岡、名古屋、広島の7地域銀行が1日は都内で、7日には名古屋市内で「自動車市場予測セミナー」をそれぞれ共催した。7行の地盤には完成車メーカーの本拠あるいは生産工場があり、自動車部品サプライヤーと一大集積地を形成している。2023年8月の7行による連携開始後、初となる取引先向け共同企画となった今回のセミナーでは、共通する課題である「電動化時代における自動車部品の新たな価値創造」をテーマに据え、専門家が最新の見立てを伝えた。
基幹の自動車産業支援で連携する山形、足利、群馬、横浜、静岡、名古屋、広島の7地域銀行が1日は都内で、7日には名古屋市内で「自動車市場予測セミナー」をそれぞれ共催した。7行の地盤には完成車メーカーの本拠あるいは生産工場があり、自動車部品サプライヤーと一大集積地を形成している。2023年8月の7行による連携開始後、初となる取引先向け共同企画となった今回のセミナーでは、共通する課題である「電動化時代における自動車部品の新たな価値創造」をテーマに据え、専門家が最新の見立てを伝えた。
7面(信金・信組)
初の地元商品物産展 川崎信金
市政100周年盛り上げ 魅力発信に一役
川崎信用金庫(川崎市)は2日から3日間、川崎駅前の地下街で地元の選りすぐり商品を集めた物産展を開いた。川崎市制100周年の節目にあたり、地元への感謝を形にしたいと初めて企画した。予想以上の売れ行きに出店事業者からは嬉しい悲鳴が上がった。
8面(文化)
【Runner】 京都信金
「循環フェス」に1万3000人
京都独自の古着エコシステム ソーシャルな社会実現へ