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9月

【459】 2024年9月2日付 フィンテック最新事情(317)


ポケットの中のフィンテック革命

 Global Fintech Seriesサイトから7月16日付ニュースとして「モバイルウォレットとデジタルペイメント: ポケットの中のフィンテック革命」が配信された。その中で「フィンテックは近年、特にモバイルウォレットとデジタルペイメントの分野で、革新的な変化を遂げている。世界がますますモバイルウォレットに移行する中、こうしたフィンテックの進歩は、金融取引の処理方法に革命をもたらし、これまで以上にシームレスで安全かつアクセスしやすくなっている」と指摘されている。概要を紹介する。
 最初に、「モバイルウォレットはフィンテック革命の要となり、従来のウォレットに代わるデジタルを提供している。これらのモバイルウォレットがスマートフォンに決済情報を保存することで、物理的なカードや現金を必要とせずに取引を行うこができるモバイルウォレットの利点を指摘。しかも、ユーザーはタップやスキャンだけで買い物ができるため、複数のカードを持ち歩いたり、さまざまな暗証番号やパスワードを覚えたりする必要がなくなる。さらに、モバイルウォレットには生体認証やトークン化といった高度なセキュリティ機能が搭載されていることが多く、機密性の高いカード情報を一意の識別子に置き換えることができる。これにより、詐欺や不正取引のリスクが大幅に軽減され、ユーザーに安心感を与えることができる」と強調している。……続きは本紙で。

【460】 2024年9月16日付 フィンテック最新事情(318)

JPモルガン、TikTokで拡散された不具合を悪用した顧客を当局に報告

 
デジタルで商取引や決済が素早く行われる生活環境に身を置く人にとっては、最近ニュースで小切手にまつわる詐欺事件が数多く報道されていることに疑問を感じると思う。9月6日付けのウォールストリート紙は、米銀最大規模のJPモーガン・チェース銀行の顧客が、TikTokによって拡散された銀行の不具合を狙い打った詐欺行為について、まだ損失の全容は把握していないものの、数千件の小切手詐欺事件の証拠を全米の警察署と共有する予定であると報道した。ユーザーたちは、チェース銀行のいわゆる不具合を示すビデオを共有し始め、十分な資金がない場合でも、顧客が大口の小切手を入金し、ATMからすぐに資金を引き出す詐欺行為を続けていた。
 米国最大の消費者銀行であるチェース銀行では、通常、小切手全額が決済される前に、入金された小切手の一部を引き出すことができる。しかし先週末、技術的なミスにより、小切手が決済される前に顧客が小切手の資金をすべて引き出すことができた。……続きは本紙で。

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