2024年3月18日
2024年3月18日 第3231号
1面
中堅・中小企業に積極的 NEXI
地政学的リスク高まり背景 3商品投入で拡充
日本貿易保険(NEXI)の黒田篤郎社長は会見で新たな保険商品の開始を公表、15日から投入した。2024年はさらに地政学リスクいわゆるカントリーリスクが高まると見立て、企業のリスク回避手段としてNEXIの活用を呼びかける。とりわけ中堅・中小企業に積極的にアプローチしたい考えを示す。
2面
卒業生が疑問を解決 昭和女子大×城南信金
入庫1、2年のOG 信金の「おしごと」訴求
昭和女子大学(東京・世田谷)が4日、特別イベントとして「OGから学ぶ信用金庫のしごと」をキャンパス内会場と配信のハイブリッド形式で開いた。城南信用金庫(同・品川)で働く卒業生3人が学生たちの質問に本音で答えた。信金の存在意義について講演した川本恭治理事長は「全国の信金は皆さんを待っている」と訴求した。
3面
「命名権」の受け皿で存在感 地域金融
4面
預かり資産残高8000億突破 野村証券・山陰合同銀
目標2年前倒し 提携効果しっかりと発揮
野村証券と山陰合同銀行は12日に会見を開き、包括的業務提携の後、目標として掲げていた預かり資産8000億円について2年前倒しで達成したと発表した。銀行と証券の連携が深化してきたことに加えて1月からスタートした新NISAが後押しとなった格好だ。
5面
社名変更1年半で黒字化 ウィズセキュア
サイバー犯罪の「産業化」への対処
フィンランドが本社のセキュリティ企業ウィズセキュアは都内で事業説明会を開き、社名変更から1年半での黒字化達成などを話した。国内は来年度、中堅企業のセキュリティを強化していく。
6面
地銀初 代表権もつ女性役員 山陰合同銀
外国人社外取も誕生 女性役員比率3割クリア
山陰合同銀行は11日、代表取締役に生え抜きの吉岡佐和子執行役員を抜てきする人事を発表した。地銀62行で女性の代表取締役誕生は初めて。同時に社外取締役にグレム・デイビット・ナウド氏を内定した。外国人の取締役も初。6月20日に開く株主総会を経て就任する。
7面
女性管理職 着実に増加 浜松いわた信金
自ら学ぶ養成「大学」けん引 今春からFA制度
浜松いわた信用金庫(静岡県浜松市)の女性管理職が着実に増えている。けん引役は養成講座の履修生で、計4人の新任支店長が誕生した。女性活躍を阻む要因の解決施策、自金庫に合う女性管理職のあり方探求など「当初狙ったものが実現しつつある」と担当役員は指摘する。
8面(文化)
【Runner】 東京スター銀熊本オフィス
急変貌遂げる熊本 最大の強みを