2023年9月11日
2023年9月11日 第3209号
1面
地震保険付帯率 過去最高値 損保料率機構
全国平均約70% 20年連続増 宮城、高知、熊本高く
損害保険料率算出機構は8月25日、2022年度の地震保険付帯率と地震保険世帯加入率を公表した。全国平均は69・4%で、前年度から0・4?増えた。20年連続しての増加で統計開始の01年度以降、過去最高値となっている。
2面
金融機関と損保 双方の負担軽減 損保協会
質権設定、消滅の事務フローで
日本損害保険協会が金融機関など質権者向けに、「損保質権帳票作成ツール」を提供している。既存帳票からの切り替えを推奨するなど周知を図っている。
3面
地域で関連のイベント開催 しんくみの日週間
コロナ明け、活動にやる気と笑顔 茨城県信組2・8トン分の食糧
4面
暗号資産信託提供へ 三菱UFJ信託
国内信託銀として初 Gincoと連携
三菱UFJ信託銀行はGinco(東京・中央)とともに国内信託銀行として初となる暗号資産信託提供に向けた検討を開始する。サービスが提供可能になれば、企業にとっては資金調達の手段が多様化し、機関投資家にとっては負担が減り、投資機会損失を防げるといったメリットが生まれる。
5面
ライフネット生命に出資 三井住友カード
顧客基盤を生かし ネット生保拡販 商品開発も
三井住友カードがインターネット生保のライフネット生命に約30億円を出資する。第三者割当増資による新たな株式を引き受ける。3000万人超の顧客基盤を生かしてネット生保を拡販。独自ポイントが貯まる保険商品開発も視野にある。
6面
サーチファンドで承継促進 山口FG
政令市と初の連携協定 着実に投資成果
山口フィナンシャルグループ(FG)の子会社でサーチファンドを運営する山口キャピタルは4日、北九州市と「中小企業の事業承継推進に関する連携協定」を結んだ。後継者不足に悩む市内中小企業と後継者候補人材(サーチャー)とのマッチングを進め、円滑な事業承継の促進をバックアップする。サーチファンドを活用した承継課題の解決を目指す取り組みは、全国で山口FGが大きくリードする。今回の政令指定都市とサーチファンド事業者との協定も全国初となる。
7面
「口座共有サービス」 信金業界
アプリバンキングに 高齢者見守りの一助に 多摩、瀬戸、広島で開始
8面(文化)
【Runner】 SMBCコンシューマーファイナンス
「金融教育といえばSMBCグループ」目指す グループ総力、地域金融機関と
SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)が10年超にわたり手がけてきた金融経済教育がグループ総力をあげてブラッシュアップされている。地域金融機関も巻き込み消費者の金融知識を向上するためのすそ野を広げる。目指すのは「金融教育といえばSMBCグループと評価される」姿だ。