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PSソリューションズ

本部長 山口 典男 博士

2016年11月14日付 第2911号

モビリティーとエネルギーの融合サービス
 バッテリー大移動時代背景に
 
 PSソリューションズが「瀬戸内カレン」と名付けたサービスを瀬戸内海に浮かぶ豊島(てしま)で展開している。小型移動手段の電動2輪車のレンタルサービス事業でモノ同士がつながるインターネット・オブ・シングス(IoT)のサービス基盤を生かす。本部長の山口典男博士は、開発の背景に「バッテリー移動時代」があるという。
 
―ソフトバンクの100%子会社だ。

 私自身、ソフトバンクの一員でCPS事業推進室の室長。瀬戸内カレンはソフトバンクが開発した充電・認証システム「ユビ電」を活用し独自の個体認識技術を持つ。充電スポットに電動2輪をつなぐと認証キーから認証IDをクラウドに送信。個体認証を行う。
 運転状況は中央管制センターで監視して急発進や急ブレーキ、コースアウトなど運転状況がわかり、充電場所、タイミングなどを利用者に連絡できる仕組みだ。日本オラクルも絡む。
 スマホをはじめ電気に出先からアクセスする「バッテリー移動時代」には個人を認証するコンセントができ、エネルギートランザクションも把握できる。使った分だけ利用料金が払えるようにできる。
・・・続きは紙面に掲載
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