本文へ移動

6月

【53】2014年6月23日付 モバイルバンキング最新情報

最新技術の導入に積極的なU.S.Bank
デジタルバンカーが支える「新しい銀行」
 
 アメリカンバンカー紙主催の「デジタルバンキング サミット」が6月2~4日、ロサンゼルスで開催され、前年に顕著な功績をあげた人「デジタルバンカー・オブ・ザ・イヤー」にU.S. Bankのニティ・バダリナス氏が選ばれた。
 バダリナス氏は2009年にU.S. Bankに参加、その後モバイルバンキングでは銀行を業界の確固たるリーダーに押し上げた。同氏の今の肩書は、SVP ,モバイルバンキング&マネームーブメント部門長である。
モバイルバンキングによって、マーケットシェアを獲得できる、顧客とは深いリレーションシップを持てる、そして大きなチャンスが到来する、このことをいち早く察知していた。
 同氏のリーダーシップで開発してきたモバイルバンキングサービスとはどのようなものか。U.S. Bankが取り組んだイノベーションを紹介する。
・・・続きは紙面に掲載
 

【52】2014年6月16日付 英国式「銀行をかえる」半年後

世界にリテールを展開するサンタンデール銀
「勝ち組、サンタンデール」の独走
 
 英国で昨年9月16日にスタートしたアカウントスイッチングサービス(本稿18号・13年9月9日付)の半年後の結果が明らかになった。
 昨年10月1日から今年3月31日の6カ月間で、このサービスを活用した人は60万9,300人を記録した。前年同期間比で53万2,500人からの14%増になった。「年間に銀行をかえる率」にすると4%程度だとされる。
 報道されている論調からは、長続きするのか、当局のプロモーションが充分ではないのではとの疑問が指摘されているが、国民の認知度はスタート当初の38%から67%へ、「サービスに満足している人は65%」と、評価は高まってきているようだ。
 英国では銀行を選択するのに、どのような判断基準を持っているのだろうか。
銀行をかえたいと思う理由、トップ3は①顧客サービスへの不満②近くに支店がない③金利に不満をあげている。一方で、銀行を選ぶ基準のトップ3には①近くにある支店の利便性②キャシュバックなどの特典プログラム③銀行の評判と新規のキャッシュプレゼントなどが並んでいる。
・・・続きは紙面に掲載
 

【51】2014年6月9日付 モバイルバンキング最新情報

バンク・オブ・アメリカのクーポンサービスではクレジットカードのポイントが貯まる
銀行からの「デジタルクーポン」
 
 “モバイルバンキングユーザーが急増して、モバイルバンキングが主流になり、モバイルバンカーが増え、モバイルバンキングサービスの良し悪しで銀行をかえる”までになった米国の現状を連邦準備銀行(FRB)とAlixPartners社の調査報告から紹介(本稿49,50号)した。
 今回は、モバイルショッパーをターゲットにして、銀行が主体のクーポン(買い物の割引券)サービスに取り組むべきであると、AlixPartners社が4月8日に発表した。
 過去4年間でリモート機器(スマホ・タブレット)を使ってインターネットにアクセスする人が14%から37%へと急増した。しかも、スマホ・タブレットユーザーは、オンラインショッピング&ペイメント、毎月の請求書の支払い、お店での買い物&支払い、レストランなどでのサービス支払い、ギフトカードの購入、友人や親せき兄妹に割り勘の支払いなどを利用している人の比率が、2013年上期の32%から下期には41%と、半年間で9%も急増した。
・・・続きは紙面に掲載
 

【50】2014年6月2日付 モバイルバンキング最新情報

ミレニアム時代の銀行取引はスマホが主流に
「モバイル派」はどんどん銀行をかえる
 
 今年3月12日にAlixPartners社から2008年から毎年年2回行われているモバイルバンキングの実態調査(Mobile Financial Service Tracking Study)の2013年12月の調査結果概要が発表された。タイトルは「消費者の銀行取引に変化が見られ、今ではモバイルバンキングが主流となった」と衝撃的だった。
 この発表を契機に、モバイルバンキングについてのさまざまな意見が飛び交っている。その中で注目すべき2つの言葉、“モバイルバンカー”と“銀行をかえる”を紹介しよう。
 “モバイルバンカー”とは、「主取引銀行(プライマリーバンク)とは、口座の開設から始まって、すべての銀行取引にモバイルバンキングサービスを使う顧客」を意味している。
 このバンカー像について①モバイルバンキングユーザーの55%は18歳から34歳の若い層(ミレニアル世代)②少しは裕福で平均年収が7万100ドル③銀行のサービス・商品を普通の人に比べて多く利用している――と描いている。銀行にとってはコストの安いチャネルであり、より多く銀行を活用して、その結果、銀行に利益をもたらしてくれるのがモバイルバンカーのようだ。
・・・続きは紙面に掲載
 
株式会社 金融経済新聞社
(キンケイ)
〒104-0045
東京都中央区築地7-12-14
TEL.03-6264-0881

・「金融経済新聞」(週刊)の発行
・小冊子の発行

 
4
3
7
1
5
0
TOPへ戻る