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1月

【415】 2023年1月16日付 フィンテック最新事情(273)


2023 年フィンテック10大予測 その1



 「2022年の世界経済の混乱は、フィンテックの進歩とイノベーションを止めることはなかった。2023年もフィンテックのイノベーションと成長の年となる。フィンテックは、ビジネスの成長と国境を越えたシームレスな拡張を可能にする重要な歯車であり、エキサイティングでダイナミックなセクターであり続けている。そして、2023年も同様にエキサイティングな年になることが約束されている」との書き出しでFintech Futureが22年12月29日付で“2023年フィンテック10大予測”を報道した。その内容を2回に分けて紹介する。
 No.1:エンベデッドファイナンスが国境を越えた商取引を可能にする。
 世界経済が停滞する中、企業は場所や規模に関係なく、持続的な成長と新規顧客を求めている。組み込み型フィンテックは、規制と決済ネットワークの間を取り持つ役割を果たす。どこの国の企業でもより速く、安く、簡単に取引ができるようになり、国境を越えて事業を拡大し、新しい市場や顧客を獲得できるようになる。2023年には、より多くの非金融機関が金融サービスを商業的提供の一部として組み込むようになる。
 No.2 : ネオバンクとしてのスーパーアプリ。……続きは本紙で。

【416】 2023年1月23日付 フィンテック最新事情(274)

2023 年フィンテック10大予測 その2
 
 
 前414号(23年1月19日付)に引き続き、Fintech Future“2023年フィンテック10大予測”の後半の内容を紹介する。
 No.6 : 決済ネットワークの高速化。
 各国が規制するリアルタイム決済ネットワークがグローバルに展開されると、国内および国境を越えた資金移動がより高速になる。二国間のクロスボーダー・パートナーシップは、自由な商取引の流れを促進する力を持つ政府によって、ますます推進される。これは世界的に見ても明らか。英国やヨーロッパの企業は、新しい市場への進出や国境を越えた雇用のために、このようなネットワークを採用している。
 No.7 : オンラインマーケットプレイスの爆発的増加。
 OC&C Strategy Consultantsのレポートによると、オンラインマーケットプレイスは年間約15%で拡大している。マーケットプレイスが差別化を図るには、カスタマーエクスペリエンス(オンボーディングの高速化を含む)と、スマートな関連サービスの提供に重点を置く必要がある。このような背景から、マーケットプレイスは、バックエンドの決済および金融サービス機能を、決済およびFintech-as-a-Serviceプラットフォームに依存する必要が出てくる。特定の業種における買い手と売り手のバンキングと決済のニーズに合わせたプラットフォームを構築するマーケットプレイスは、顧客のニーズを満たすために最適な場所となる。……続きは本紙で。

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